アンチエイジングとエイジングケアって何が違うの？

f:id:aigingcare:20150318135510j:plain

アンチエイジングという言葉は、数年前から耳にするようになり一般的になってきていると思います。最近では、エイジングケアという言葉も浸透し始めています。ここでは、アンチエイジングとエイジングケアの違いを紹介します。

はじめに　アンチエイジングとは

前回書いた記事でも紹介していますが、老化防止対策のために行う活動を総称してアンチエイジングといいます。体の内面・外見から美容・美肌を追求する対策はすべて該当します。例えば、ストレッチやマッサージは体の血流を良くする効果があります。血流が良くなると血の巡りがよくなり足のむくみ改善やお肌がイキイキとします。このような日常の何気ないマッサージもアンチエイジングと言えます。

アンチエイジングとは、加齢による身体の機能的な衰え（老化）を可能な限り小さくすること、言い換えると、「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶えることです。特に中年期以降に認知症、骨粗鬆症、皮膚老化、更年期障害、老眼、難聴、歯消失などの老年病のリスクが高まります。詳しい老化メカニズムは未解明ですが、遺伝子の変異、細胞機能の低下、酸化ストレスの増加、免疫力の低下、ホルモンレベルの低下、炎症の慢性化などが共通要因として考えられています。※参照記事

エイジングケアとは

エイジングケアは、大きく考えるとアンチエイジングと大差がありません。エイジング（老化）ケア（お手入れ）するという意味です。この言葉は和製英語です。アメリカでは、antiagingと呼びます。25歳はお肌の曲がり角。20代に入ると多忙な仕事で肌トラブルなどに見舞われやすくなります。頑張っているお肌を内面からも外面からもケアしましょうという取り組みを指します。

なんでほとんど同じ意味なのに分けて使うの？

日本の化粧品や薬には薬事法という決まりがあります。実は、アンチエイジングという言葉を使って商品を作ることができるのが「医薬部外品」のみなんです。しかし、医薬部外品にしてしまうと化粧品などの美容効果を極端に抑えることになってしまいます。そのため、エイジングケアという言葉が定着してきています。よくTVCMなんかでも見ますよね！